Hayabusa has landed on the asteroid Itokawa.


世界初の小惑星サンプルリターン・ミッションの目的をもった「はやぶさ」が、2003年5月9日午後1時29分に鹿児島県内之浦から打ち上げられ、2005年11月20日の午前4時33分に惑星1998SF36「コメットイトカワ」に着陸し、サンプルを採集できていたかどうかはまだわからないようですが、無事離陸したとのこと。

2007年7月には地球へ帰還し回収したサンプルはオーストリアの南部の町オメーラに近い砂漠地帯に軟着陸する予定らしいです。ミッション期間は実に4年くらいかかるんですねえ。


サンプル回収はタッチアンドゴー式で3回行われるとかで(瞬時に採集するから「はやぶさ」と命名したのかしら?)、24日の夕方また発表があるようですが、ぜひ成功して欲しいものですよね。


月以外の惑星に探査機が着陸したのは「はやぶさ」が始めてなので、日本初の快挙!!!です。いやあ、世界初というのはやはり嬉しいものですね!当事者であるスタッフの皆様の喜びもいかほどかと思います


小惑星「イトカワ」は日本のロケット開発の父といわれる糸川英夫(1912年7月20日 - 1999年2月21日)にちなんでつけられたもので、戦前は中島飛行機機の技師として戦闘機などの設計にたずさわり、ペンシルロケットを開発したんですね。


晩年にはバレエやバイオリン、チェロ、そして占星術などに没頭されて、私の記憶にはずいぶん変わった人がいるんだなあという印象でした。ペンシルロケット開発時には中傷などもあって苦労もされたようです。


ちなみに「はやぶさ」が「イトカワ」に着陸した20日はトランジット太陽は蠍座27度にありイトカワ博士のネイタルの蟹座27度にある太陽と正確なトラインを組んだ日でした。