ポルックス
今日20日午前8時13分、月は蟹座23度02分にありノードとスクエアを形成しました。

8時44分には蟹座23度付近にあるカストールの双子の兄弟のポルックスと再接近しました。

カストールは人間の子なので死んでしまいましたが、ポルックスは神の子で不死身。カストールが戦いで死んだあと、一人で残るのをよしとせずにゼウスに頼み込んで不死身の半分をカストールに与え、それぞれが交互に生きるようにしてもらいました。黄泉の国と神の国を数日ごとに交換しながら暮らすようになったのです。

ポルックスのほうが神の子のゆえか、人間の子カストールよりも明るい星。

二人とも互いによく連絡を取り合い助け合ったそうですが、江戸川乱歩をカストール、横溝正史をポルックスにたとえた二人の盟友関係について書かれたHPがあります。

恒星ポルックスはロブソンによれば、「狡猾で、巧妙な、猛烈で勇敢な、大胆な、残酷な、無分別な性質を与え、拳闘を好み、悪意に威厳をつけ、毒と関連している」と述べています。

カストールとポルックスは対極にあるものの架け橋であり、ブラディによれば、ネイタルでカストールがアクティブであれば物事の明るい面を、ポルックスであればいつも目の前にあらわれる状況への苦痛や不安、で問題の影の部分をより誇張する。 二つの対極にあるものの葛藤、が「作家」(書かずにはいられない)を生み出すといっています。

ジョンレノン、ワーズワース、ルイスキャロルなど
多くのライターがネイタルチャートでアクティブと述べています